先週飲み会の合間に、一人でふらっと
「くいしんぼ」
という小料理屋に立ち寄りました。
何とはなしに、空席があって余裕が見られる所を適当に選んだのですが、
面白いメニューがたくさんあり、なかなか気に入ってしまいました。
料理だけではなく、
堅物に見えて気さくに話しかけてくれる大将
もとても印象が良く、
そんな大将と
「近くで紫陽花が綺麗に咲いている所」
について少し歓談してきました。
今回は、そこで紹介されたスポット(京都・左京区を中心に)についていくつかご紹介させていただきます。
・大豊神社
白川の哲学の道を、少し東に行った脇道にある花の沢山咲いた神社です。
ここでは梅雨時の紫陽花だけではなく、
季節ごとの花々が、静かに上品に咲き揃うそうです。
参道沿いに並ぶ紫陽花は、
初夏のしっとりとした雰囲気によく合うとのことです。
もう少し調べてみたところ、
大豊神社は
「少彦名命」を祀る神社で、狛犬ならぬ「狛鼠」が守る社です。
子宝・縁結び・学業成就のご利益が篤く、「ねずみの社」として親しまれています。
ネズミをモチーフにした絵馬やお守りが人気だそうです。
*ネズミ年の年始は込み合うそうです。
基本的にいつでも無料で拝観出来るそうです。
哲学の道の喧騒を抜けて、一つ通りを折れて向かってみてはいかがでしょうか。
・府立植物園
ご存知の方・既に来園したことのある方が多いと思いますが、
京都府立植物園にも紫陽花は咲き並んでいます。
梅雨時には、200種類程の様々な紫陽花が展示される
「アジサイ園」が催され、
それぞれの品種の個性を感じながら、自分のお気に入りを探す楽しみがあります。
また、園内の緑道では、自然な姿の紫陽花が小規模に咲き集まっているのも見られ、かわいらしいです。
*雨天時には橋の床板などが雨や土によって滑りやすくなっているので、ご注意ください。
・三室戸寺
最後に、宇治ではありますが、
「アジサイ寺」とも呼ばれる三室戸寺を紹介します。
広い敷地内に約1万株の紫陽花が咲き乱れ、
夢か幻想のような景色になるそうです。
また、夕方になると紫陽花のライトアップも行っているそうで、
色とりどりの淡色が浮かび上がります。
拝観料は大人500円で、
ライトアップは6月中旬,下旬の土日19時~21時に行っているそうです。
京阪「三室戸」駅から少し歩くそうです。
雨でやることがないときに、
むしろチャンスと思って行ってみるのも楽しいかと思われます。
余談ですが、
先日京都御苑に参ったところ、
昼間の日が照っているときにも関わらず紫陽花が咲いているのを見つけました。
咲いている場所が
大木のちょうど影で、そこだけ湿度など条件が良かったのでしょう。
雨に打たれる紫陽花も風情がありますが、
そのような力強く咲く紫陽花にも自然を感じられて楽しみがあります。